<< CS & 天皇杯 & Toyo... 変なタクシー >>

21世紀の音楽地図


世界は交流する@神奈川県民ホール

1 一柳慧:弦楽四重奏
2 I・ストラヴィンスキー:日本の3つの抒情詩
3 朴銀荷:死者のロープ
4 ペーター・ガーン:インク カラー ゴールド、紙の上
5 スティーヴ・ライヒ:カム アウト(dance company Rosasのビデオ「FASE」より)
6 藤倉大:乗り捨てられた時間

演奏:アンサンブル・ノマド






私はおよそ「コンテンポラリー」というものはすべて、虫唾が走るほど嫌いだ。
では何故こんなコンサートに行ったのかというと、簡単。当たったから。
以後感想には悪意が満ち溢れているかもしれませんが、そもそも嫌いだし、
受入れようともしていないし、学問的音楽なんてまるで分からない人間の言葉なので悪しからず。

んなわけで、寝不足をおして行ってみました。

1 のっけから反吐が出そうな曲。
通常の指と弓の位置を逆転させ、それによって楽譜に書かれた「結果としての音」
へ辿り着く。んだそうだ。意味ない。
弦楽である意味も、四重奏である意味も、つまるところ音楽である意味がない。
途中で発作的に大笑いしそうになるのを堪えたり、客席の物音を分析したり、
なんとも辛い忍耐のときだった。

2 気持ちは分かる・・・が・・

3 彼女の思想、そのアプローチには共感を覚えるが、
如何せん寝てしまったので、曲の感想はなし

4 これも気持ちは分からないでもないけど、説明が多すぎるかな。
彼はグリーン先生に似ている

5 結構良かった。
「Come Out」という音声をずらして延々再生するもの。
1964年のNYハーレムでの黒人暴動の際逮捕された少年の一人が、警察側の実力行使に対し
「I had to open the bruise blood "come out to show them"」と証言する声をそのまま使っている。
・・そうであり、そういう本質というか、背景を踏まえるとより訴えるものがあるという
ちょっと私的には小ズルイ感じのするものです。

6 オタクすぎて気持ち悪かった。

ちなみに1、2、5に関しては21世紀の音楽ではない。


やっぱり「ゲンダイ」音楽というからには、ゲンダイを少なからず反映しているものであって、
説明を聞けば、その「言葉」には共感を覚えるのだけれど、音楽自体、説明が無ければ私には成り立たない。
忍の一文字

朴さんとペーターさんはとても人柄が良さそうであった。のが救い。

私がゲンダイからずれているのだろうか・・・と蓮池地獄(なんじゃそりゃ)に陥りそうになるも、
街に流れるクリスマスソングを聴いてホッと一安心し、ならばオイラには「クラシック」音楽がお似合いであると逆切れしつつ、横浜をあとにしました。

a0003122_1327783.jpg

[PR]
by matsum | 2004-12-11 15:00 | music
<< CS & 天皇杯 & Toyo... 変なタクシー >>